英検1級受験対策をメインに行うアルカディア・コミュニケーションズです。
私が非常勤講師をしている大学の経済学部では、授業開始後行っている学部指定の単語テストがあります。
学生たちはCDを聞きながら、空所になった部分に適切な単語を書いていきます。
元になるテキストがありますが、彼らは解答を持っていないため、動詞の活用のスペルや名詞に複数形のsがつくかどうかなどで悩みます。
先日のテストにはshipが動詞で「出荷する」という意味で出題されており、その過去形shippedのpが重なるのはなぜかという質問が学生からありました。
ここにまとめておきたいと思います。
語尾の子音字を重ねる場合
stop → stopped
ship → shipped
plan → plan
admit → admitted
prefer → preferred
などのように、語の最後が1つの母音+1つの子音字の場合、語尾の子音字を重ねます。通常アクセントがある母音とそれに続く子音字部分です。よって、アクセントが前に来るlimit(アクセントはliの部分)などはlimitedとして、最後の子音字を重ねません。
語尾のyをiに変えて、esやedをつける場合
study → studies, studied
try → tries, tried
動詞の語尾が、子音字+y の場合にyをiに変えて、esやedをつけます。
だから、母音+y であるplayなどは plays, playedと、そのままsやedをつけるのです。